海外ドラマ・映画

 映画「アリスのままで」感想 リアルであり美しい映画

女性が主人公のドラマや映画が大好きなジュンです。

今日はアマゾンプライムビデオがやたらと「あなたにおすすめ」とすすめてくるので見た映画、ジュリアン・ムーア主演の「アリスのままで」を紹介します。

若年性アルツハイマーに罹った主人公とその家族のストーリーです。

涙を誘うような過剰な演出はないけど、同じ世代の主人公が病気が分かって混乱し、主人公や家族の葛藤する様子がとてもリアルに描かれています。

ぜったい無いとは言い切れない病気です。切なかった。

観てよかった。色々とすごく美しかった。と思った映画です。

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「アリスのままで」あらすじ

主人公アリス(ジュリアン・ムーア)は、ニューヨークの名門大学で言語学者として教鞭をとり、優しい医者である夫ジョン(アレック・ボールドウィン)と法律の道へ進んだ長女アナ(ケイト・ボスワース)、長男で医学院生である長男トム(ハンター・パリッシュ)ロサンゼルスで女優を目指すリディア(クリステン・スチュワート)と順風満帆で幸せな生活を送っていました。

ある日、大学の講義中に「語彙」という普段言いなれた言葉が出てこなかったことをきっかけに、たびたび物忘れをするようになりました。

また別のある日、日課である大学のキャンパスでのジョギング中に道に迷い、どこを走っているのか分からなくなってしまいます。

不安になったアリスは、病院で詳しい検査を受け「若年性アルツハイマー病」と診断されます。

家族は受け入れながらも困惑しますが、アリスの病状はどんどん進行していきます。

アリスと家族はどんな風に病と向き合っていくのか、アリス自身も懸命に病と闘おうとします。

「アリスのままで」感想

主人公のアリスは50歳。

子どももみんな成人していて自分と重なる部分も多く、アリスの恐怖が手に取るようにわかりました。

夫婦の葛藤

言語学者で聡明な妻であったアリスが徐々に分からない事が増え、できない事も多くなっていきます。

自身も医者である夫のジョンは、懸命に妻を支えながらも現実を直視したくないという気持ちも見られました。

ジョンに条件の良い仕事のオファーが来て転勤する事になった時、アリスも連れて行こうと思ったけど、アリスは残りたいと言いジョンは1人で遠く離れた土地に行きます。

罪悪感と共にどこか現実から目を逸らしたいという気持ちが入り混じっているような気がしたけど、ジョンの複雑な気持ちも理解できます。

もし夫がアルツハイマーになったら?

映画の中のアリスのように、日に日にできない事が増えていって私の事もわからなくなったら?

すぐにではなくても、いつかこういう日がくるかもしれません。

私は1対1で向き合う自信がありません。

病気だから仕方ないのは分かっていても、介護する当事者じゃないときっと分からない感情だと思います。

そしてゴールの見えない毎日。

夫じゃなくても親もそろそろそういう心配をせざるを得ない年齢です。

他人事と思えないので、アルツハイマーや認知症、介護の知識を得る事も必要だなと思いました。

子どもたちとの関係

アリスの「若年性アルツハイマー」は遺伝性の疾患でした。

アリスは父親から遺伝を受け継いでいました。

アリスの子どもたちに遺伝する確率は50%。

検査で陽性だと、発症する可能性は100%です。

長女アナと長男トムは検査を受け、アナは陽性、トムは陰性の結果が出ました。

次女のリディアは検査を拒否しました。

リディアは子どもたちの中でも1番手を焼いて、これまで何かと衝突してばかりでした。

でも病気が進行しだしてから1番心に寄り添ってくれたのはリディア。

母の病気をしっかりと受け止めて一緒に戦おうとします。

アリスが自分で自分が分からなくなっていく恐怖はもちろんだけど、残された子どもたちにかける負担や、長女アナの検査結果が陽性だったことで自分を責める気持ちを思うと、とても重たい気持ちになります。

だけど、自分の息子たちのことを考えてみたら、親が心配する以上に子どもたちって意外と成長していたりするものです。

リディアもそう。

起こってしまった事は変えられないけど、それからをどう過ごしていくか。

どう向き合っていくか。

アリスにはリディアがそばにいてくれて本当によかったと思いました。

 

心に残ったシーン

クールで頭脳明晰な大学の先生だったアリスが、少しずつ病気が進行していく様子が、言葉での説明こそないけれど、ジュリアン・ムーアの圧倒的な演技力でとてもリアルに演じられていました。

過剰な演出はないけど、「きっとこんな風になるんだろうな」と想像できるリアルさ。

アリスが同じ病気で苦しむ人やその家族の前で当事者として講演をするシーンがありました。

用意していた原稿がハプニングで読めなくなってしまい、アリスは自分の言葉で話し始めます。

「私たちは記憶を失っていきます。かけがえのない思い出をわすれていきます。わすれていってしまうけど生きているのです。生きていかないといけません。」

かつて言葉のプロだったアリスが、今の自分の精一杯の言葉でスピーチする場面が印象的でした。

アリスのままで スピーチシーン出典:映画.com

そしてもうひとつ、病気が進行して記憶があいまいになったアリスがふとした時にパソコンの動画を開きます。

それはまだ元気だった頃のアリスが、病気が進行した時の自分にあてたメッセージでした。

アリスは映像の中の自分が自分だと分かっていたのかどうかは分からないけど、昔のアリスからのメッセージの通りに行動しようとします。

でもメッセージの内容を聞いた先から忘れていくのです。

何度もチャレンジしようとするアリスを見て切なくなりました。

とにかくジュリアン・ムーアがすごすぎる。

 

まとめ

アルツハイマーの厳しい現実や、家族の在り方を考えさせられるストーリーでした。

当たり前にある「今」を大切にしないといけませんね。

とにかくジュリアン・ムーアが美しいです。

年齢を重ねてますます輝きを増しています。

また素敵なお手本になるような女性に出会えました!

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