長い年月をかけて集まったクローゼットの中の大量の服。
定期的な服の見直しはしていますか?
「服はたくさんあるはずなのに、着る服がない!!」ってことありますよね。
思いきって1度服を断捨離してみると、「選ばれたお気に入りの服」だけが残って、コーディネートを考えるのも楽になりおしゃれも楽しくなるんです。
私自身ももうすぐ迎える50代。
お気に入りの服だけに囲まれた、シンプルなワードローブを目指しています。
なかなか処分しずらかったり、思い入れのある服もたくさんあると思います。
思いきって数年前に私も実際にやってみた、大幅な服の見直し。
クローゼットもおしゃれに対する考え方もとってもシンプルになりました。
今回は、断捨離の方法やコツのお話です。
着ない服の山でストレスを抱えない、すっきりしたクローゼットを目指してみませんか?
目次
断捨離をするとこんなメリットがあるんです

40歳くらいまでの私は好きな服のテイストが迷走していて、キレイ目も好きだけどカジュアルも好き、その時々で流行っている色や柄のものをとりあえず買ってみる。
しかも高価な服ではなく手軽に買えるプチプラのものが大半でした。
とうとう買ったことすら忘れていて「こんな服あったんだ!」と気がついた時にはトレンドが過ぎ去った後、なんてこともよくありました。
服が好きなので、たくさんあってもクローゼットがパンパンになって困るくらいであまり不便は感じていませんでした。
そんな私が大々的な断捨離をやったきっかけは引っ越しです。
持っているだけで着ない服の多さに辟易して、引越しを機会に思いきってビニール袋20袋分くらいを一気に処分しました。
その後も折々にクローゼットの見直しをするようにしています。
引っ越した家のクローゼットは明らかにすっきりしていて、よくよく見れば残った服は結局私が好きだったものばかり。
あんなに迷走していた自分の服の好みが少しずつ固まってきたんです。
残った服は好きな服ばかりなので、コーディネートしていても統一感もあるし、どれとどれを組み合わせても合わせやすく、着ない服が1着もなくなりました。
そして次に買い物する時にも、選ぶ服に迷いがありません。
それから数年経つけれど、今もクローゼットの中は好きな服しか入っていないし、好みがはっきりしたことでおしゃれをするのがより楽しくなりました。
そしてクローゼットの中身が把握できてきているというスッキリ感。
これから突入する50代に向けて、自分らしいワードローブが出来上がっているなぁと実感しています。
簡単に断捨離する服の見分け方

服を処分するにも中々の決断力が必要ですよね。
何かしらの思い入れがあって処分をためらった理由があったと思うんです。
何度も断捨離をしてきた中で、処分する服を簡単に見極めるポイントがいくつかあります。
断捨離を成功させるコツはただひとつ。「思いきること」だけです。
ポイント① サイズが合わない服
きっとあなたも経験があるはず。「痩せたら着よう」。
私の経験上、痩せても着た試しがありません。笑
痩せた頃にはトレンドも変わっているかもしれないし、歳とともに痩せてもシルエットは変わってくるはずです。
痩せた暁には着ようと思っている服は、日の目を見る確率が低いので思いきって処分の対象です。
「痩せたら着よう」じゃなくて「痩せたら◯◯の服を買おう!」の方がモチベーションも上がって、ダイエットもはかどると思います😆
ポイント② 「高かった」だけが理由の服
これは不思議なもので、絶対着ないとわかっていても「高かったから」という理由でもったいなくて捨てられないってありますよね。
でも、どんなに高くても着ない服には理由があるはずです。
デザインが古臭いとかサイズが合わない等々…。
文字通りタンスの肥やしにしかならないので、まさにここで思いきって処分です。
場所をとっていた昔買った高い服を処分することで、クローゼットのスペースと気持ちのスッキリ感を得ることができます。
ちなみに私も思いきって捨てましたが、1度も思い出すことすらありません。
ポイント③ デザイン性の高い服
例えばセールの時、あまりにも安くなっている服を見て「普段なかなか着ないデザインだけど、セールだし挑戦してみようかな?」と思って買ったことはありませんか?
私は何度もこれで失敗しています。笑
やっぱり「普段なかなか着ないデザインに服」は大抵合わせずらいので、ほのんど日の目を見ることがないんです。
着ない服を買うのはお金を捨てるようなもの。
何度も失敗してきたけど、ここ数年は無駄な衝動買いはなくなりました。
セールで着ない服を買うくらいなら、予算を増やして自分好みの着回せる服を1枚買い足した方が、後々ずっと役に立ちます。
クローゼットの中で眠っている普段は着ないようなデザインの服。
大事にしまっていても活躍する可能性は低いので、処分するとスッキリしますよ!
ポイント④ 部屋着にするかもと取っておいた服
特に、Tシャツやカットソーであるあるなパターンがこれ。
「少しヨレてきたけど、部屋着ならまだまだ着られるな」と思って処分をためらう服ってありませんか?
部屋着といっても数はそんなにいりません。
いつも着ている部屋着も、素材が好き・着心地がいいとか何か理由があって気に入って着ているものが多いし、そのお気に入りをローテーションで着ることが多いんです(私の場合)。
絶対部屋着にしたい服があれば、それまで着ていた部屋着を古いものから処分して、新しい部屋着をスタメンに加えると無駄に数が増えることも減ってきます。
闇雲にとっておくのではなく、一定の量以上は着られそうでも処分!がスッキリさせるコツです。
手元に残しておきたい服
片付けコンサルタントで、今やアメリカでも人気の「こんまりさん」(近藤麻理恵)さん風に言えば、残しておきたい服はズバリ「ときめくもの」。
大好きなブランドだったり、好きなデザインだったり、思い出の1着だったり、理由はそれぞれあると思います。
たとえ「もう着ることはないかも」と思う服でも「ときめく」服であれば、もし処分したらその後に後悔することにもなりかねません。
「余計な服」じゃなくて「大事なもの」として厳選して手元に残すことをお勧めします。
でも、「ときめく」服の量が膨大だと再考の必要はあります。
大量の服を処分する方法

ためらわずにうまく処分する服を分けると、思っていたより着ない服が大量にあることにびっくりします。
素材が傷んでいるものや、新品同様のもの、高かったブランド物の服やバッグなど、処分といってもうまくやればお小遣いにすることだって可能です。
生地が破れたりヘタったりしていて、明らかに他の人に着てもらうのは気が引けるようなものは、全部捨ててしまいましょう。
捨てるが忍びないようなまだ状態の良い服は、物や量によって売ったりリサイクルする方法がたくさんあります。
リサイクルに出す
例えば、ユニクロやGU・無印良品には、着なくなった衣類を回収してくれるサービスがあります。
無印の場合は、無印の商品であるかを確認して(下着と靴下はNG)店頭に持って行き「回収をお願いします」と伝えると、確認後、無印のアプリに(会員の場合)1000マイルがもらえます。
ユニクロとGU(ジーユー)は、店舗にリサイクル用の回収ボックスが設置してあるので、ユニクロ・GUで購入した商品ということを確認した上で回収ボックスに入れるだけです。
回収された衣類は衣料支援としてリサイクルされます。
寄付する
気なくなった服が、何か意味のあることに再利用されたら嬉しいですよね。
開発途上国に支援をする活動をしている団体で、不要な服を寄付できるできるところもあります。
日本救援衣料センターは、世界の貧困・自然災害・紛争からの避難等で衣料を必要としている人たちに衣料を届ける団体です。
ダンボールか紙袋に入れて送る(送料は自己負担)と寄付できます。
もったいないボランティアプロジェクトは国内外を問わず、障がいのある人・恵まれない環境にいる子供たちを支援する団体です。
ダンボールに不要な衣類を梱包して送る(送料は自己負担)
下着など受け入れ不可のものもあるので、各ホームページで確認してください。
メルカリやフリマで売る
不用品を売るなら昔から馴染みのあるフリーマーケット。
フリマのイベント感を楽しみたい人や、準備や片付けが苦にならない人には楽しみながら不用品もスッキリできていいですね!
フリマは面倒…という人(私もそうです・笑)という人にはメルカリで売るのもおすすめ。
服だけではなく家中の不用品を売ることができるので、色々売れたらスッキリする上におこずかいもゲットできます。
買取
個人間での売買の全てが面倒!という人にぴったりの処分方法は宅配の買取を利用すると簡単で手間いらずです。
ブランド物の服を売りたい人向けの買取ショップの利用者数【150万人】突破!!
宅配買取ブランディア。
インターネットで申し込みをするだけで、必要な大きさの箱を送ってきてくれるので、箱に詰めて送るだけ(送料無料)。
送ったものの査定をしてもらって、金額に同意できればお金が入金されます。
処分する予定だったものが、おこずかいになるんだったら使わない手はないですね!
(取り扱いブランドについてはホームページで確認してください)
「ブランド物ではないけど状態もいいし捨てるのはもったいない」そんな服なら買取王子がおすすめ。
ブランドものではない服やバッグや靴を買い取ってくれます。(買取できないものもあるのでホームページで確認してください)
自分で箱に詰めて送ってもいいし、箱がなければちょうど良い大きさの希望の箱を送ってくれます。
荷物を詰めたら佐川急便が集荷にきてくれるので、着払いで送るだけ。
その後査定をして、金額の承諾をしたら入金という流れです。
捨てるつもりだったのであれば、他の方法を検討することをおすすめします。
断捨離にオススメの本
断捨離といえば、やましたひでこさんの「断捨離」。
断捨離の考え方がわかる基本の1冊。
断捨離するたびに読み直したくなるような本です。
断捨離をする事で得られる効果ってこんなにあるの?と目からウロコの内容ばかり。
先ほど紹介した、片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」
「一度片付けたら、絶対に元に戻らない」という究極のこんまりメソッドが紹介されています。
服の処分をためらってなかなかスッキリ片付かない人にぴったりの1冊です。
断捨離後の服の選び方

一度クローゼットの中をスッキリさせたのに、今までと同じような買い方を続けていたら、またいずれ着なくなった服の山ができてしまいます😭。
せっかくスッキリしたんだから、スッキリをキープしつつ無駄のない服の選び方のポイントがあるんです。
テイストを合わせて着回せる服を選ぶ
断捨離をした後に残った服を見直すと、自然と自分の好みのスタイルが見えてきます。
新しく服を選ぶときは、同じテイストのもので着回せるアイテムを選ぶことで手持ちのどの服とも相性が良く、着まわしのパターンが増えるんです。
【関連記事】40代からの少ない服で着回すコツと失敗しない服の選び方

組み合わせのパターンが増えると、コーディネートを考えるのも楽しくなります。
通勤服やお呼ばれ服をレンタルする
通勤用のアイテムを普段着にも着られるのが1番いいんだけど、季節ごとに買い足しているとどんどん増えていってしまいますよね。
最近はファッションもレンタルできる時代。
国内最大級の大人の女性向けファッションレンタルエディストクローゼットの場合、プランにもよりますが1番人気の1ヶ月7,600円のレギュラープランなら、コーディネートされた4点の服が1ヶ月に1度届きます。
プロのスタイリストがコーディネートした服なので心配ない上に、1ヶ月4着×40,000円相当の服を1年契約すれば年間で48着×480,000円相当の服を楽しめて、しかもクローゼットには残らないのでお金も場所も節約することができます。(クリーニング不要)
【関連記事】苦手な服選びはプロにお任せ! 大人のおすすめファッションレンタル

自宅に服を増やさなくても、その時々で新しいアイテムをレンタルできるって便利な時代になったなーと思います😊。
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パーティーや結婚式のようなお呼ばれ服になると、それこそ着る機会があまりありません。
いざその時になって、「太ってしまった」とか「デザインが古すぎて持っている服が着られない」ってことも多いはず。
そんな時こそ、その時の体型や好みに合わせたお呼ばれ服をレンタルするのは、無駄のない選択だと思います。
【関連記事】結婚式のお呼ばれ服は買いたくない!アラフィフ世代は何を着る?

ブランドバッグをレンタルする
ブランド物のバッグは、思い入れとともに「高かったから」という理由で処分するのをためらうことも多いですよね。
私も「絶対使わない!」と分かっていても、なかなか手放せなかったバッグがいくつもありました。
今は、サブスクリプション(定額制)でバッグをレンタルできるサービスもあります。
例えば「ラクサス」というバッグのサブスクリプションのサービスは、憧れのエルメスやシャネル、セリーヌやヴィトンなど57ブランドのバッグを月額6,800円で使い放題というびっくりなサービスがあるんです。
レンタルだと「所有しなくていい」ので、手放せない!!という悩みからは解放されます。
そして最大の利点は、飽きたら違うバッグに取り替えられるので、固執せず気軽にブランドバッグを楽しめるという所です。
これからの時代に合った、選択肢のひとつだなと思います。
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まとめ
長年溜めこんできたたくさんの「いつか着るかもしれない服」。
1度重い腰を上げて綺麗さっぱり整理すると、思った以上に物理的にも心理的にも身軽にスッキリします。
歳を重ねるごとに、持ち物も暮らし方もシンプルにしていきたいと思い始めたここ数年。
おしゃれが好きだからこそ、好きなものだけに囲まれていたいと思うようになりました。
今は服の数もすごく減ったけど、好きな服だけでの着まわしのバリエーションはいくらだってあるし、考える時間もとても楽しくなりました。
そして新しい服を買い足す時にとても慎重になったことも大きな収穫です。
体も心も元気なうちに、クローゼットの断捨離をはじめて見ませんか?