おしゃれのヒント

50代に向けて読みたい スタイリスト高橋リタの偏愛ITEMリスト100

スポンサーリンク

 

 

ファッション誌「Oggi」や「Precious」で活躍するスタイリストの高橋リタさん。

2020年4月に発売された著書「スタイリスト 高橋リタの偏愛ITEMリスト100」をじっくり読みました。

シンプルでベーシックを軸にしながら、絶妙なさじ加減でトレンドがブレンドされた、品良く心地の良いスタイリングとブレないスタイルがとても素敵です。

 

 

本の帯に書いてある「私は毎日、私でいたい」これを見たときに、自分のブログのタイトルに込めた「いつまでも自分らしく」という言葉と重なる想いがありました。

内容は、これから迎える50代に向けて「今読んでよかった」と思えるヒントがたくさん詰まっていました。

高橋リタさんの「こだわり」がぎゅっと詰まったお気に入りの100のアイテムが紹介されています。

私自身、何を着たら良いかわからなくなって迷走していた時期もありました。

40歳を過ぎてからやっとわかってきた自分の好きなもの。

紹介されているアイテムはもちろん、選んだ理由やファッションへの考え方まで、時には答え合わせをしているような、そして新たな視点に気づきがあったりと読み応えたっぷりの内容でした。

 

今回は、「スタイリスト 高橋リタの偏愛ITEMリスト100」の紹介と、感想を書いていきます。

 

 

 

スタイリスト高橋リタの偏愛ITEMリスト100

 

 

本を通して、持ち物や好きなスタイルにこだわりのある高橋リタさんが、自分らしく心地よくいられるための「100のお気に入り」が紹介されています。

前半は、服やバッグや靴などの小物・アクセサリーなど、ベーシックで品のあるこだわりのアイテム。

後半はご自身が大好きな旅先のこと、旅にまつわる持ち物や日用雑貨やお気に入りの食べ物、インテリア小物や美容にまつわるお気に入りが紹介されています。

高橋リタさんが10代の頃からのファッションの変遷も読み応えがあり、高橋リタさんの現在のスタイルが出来上がるまでを興味深く知ることができます。

 

「スタイリスト高橋リタの偏愛ITEMリスト100」を読んで

 

高橋リタさんご本人は、昔からブレないスタイルがあって「コンサバ・知的・クリーン」をキーワードにしたスタイリングを昔も今も続けています。

時代や年齢とともに更新されていくものももちろんあるけれど、シンプルで洗練されたベーシックスタイルにブレがないのはかっこいい。

私自身は若い頃からカジュアルなファッションが好きで、時にはキレイ目なスタイルに浮気したり、たくさん失敗を重ねてきました。

失敗の方が多かったかも。

40代になってからはカジュアルスタイルは大好きだけど、もう少し大人っぽいシンプルなスタイルにしていきたいなぁと思いながら数年を過ごしました。

それからは好きなものを掘り下げて「なんでこれが好きなのか」「なんでこの色は着ないのか」と考えた先に、ようやく自分なりの「こだわり」が見えてきたような気がします。

軸が決まると、「これはキレイ目」「これはカジュアル」と分けることがなくなりました。

自分が好きで気に入って買ったもので、「カジュアルにしたいからこれを合わせよう」「キレイ目にしたいからこの服を合わせてみよう」と柔軟に対応できるようになりました。

 

 

私はようやくたどり着いた今の自分のスタイルだけど、高橋リタさんはそういった「こだわり」を若い頃から持ってらしたんでしょう。

どのスタイリングも、見れば「高橋リタさんっぽい」とわかるスタイルです。

私の場合、好きな服の色に偏りがあって持っている服のほとんどは地味色です。

「たまにはキレイな色の服を着たいな」とは思ってもなかなか手に取るまでには至りません。

それは、「好きじゃない色の服を着ても心地よくない」ということを知っているから。

高橋リタさんも「自分らしさ」や「心地よさ」を重視されているので、私のスタイルもこれでいいんだ。と答え合せのような気持ちでした。

 

高橋リタさんご自身の持ち物は、ハイブランドのものも多く高価なアイテムがたくさんです。

もちろん全部真似できるわけではないけれど、良いものを選ぶときの参考にするにはぴったりだと思います。

長く使いたい服や小物は、少しづつ質の良いものを揃えていきたいと最近は思います。

そんな時にこの本を見返しながら「自分の好き」と照らし合わせていくと、高価な買い物も満足のいくものになる気がします。

 

 

本に掲載されているアイテムと値段と質は違うけど、私もよく着ているようなベーシックなデザインのものばかりが紹介されています。

「シンプルなファッションがしたいけど何を買ったらいいかわからない」

こういった方のヒントになる1冊です。

小物やアクセサリー遣いは「大人ならではの」上品さですごく参考になります。

本をヒントに自分らしさを絡めていきながら、長く読んでいきたい「ファッションの教科書」のような本になっています。

 

 

RITA’S STANDARD もおすすめ

 

もう1冊、以前に購入した高橋リタさんの著書「RITA’S STANDARD」

 

 

こちらは、アイテムをさらに掘り下げた「おしゃれのヒントの引き出し」のような1冊で、実際にコーディネートを考えるときの組み合わせ方や色使いが参考になる1冊です。

 

高橋リタさんが選ぶスタンダードな珠玉のワードローブと、そのアイテムを使ったコーディネートがたくさん掲載されています。

ベーシックな色のアイテムが多くて、本当に素敵なスタイリングばかりです。

 

 

RITA’S STANDARD の基本である「いつでも・どこでも・素敵なスタイル」を作るルールはおしゃれに苦手意識を持っているなら必見です。

持っている服でも、組み合わせや色合わせで今までと違ったイメージを作ることができるかも♪

 

 

 

 

 

スポンサーリンク