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映画「クワイエットプレイス」感想(ネタバレあり)音を立てたら即死!

 

 

2020年の5月に続編が公開される、映画「クワイエットプレイス」。

第1作目の公開当時は、映画館でポップコーンを食べられない(音を立てられない)映画と話題になりました。

なぜ音を立てられないかって?それは音を立てると命に関わるから!

ホラー映画ではないけど、正体不明の倒し方のわからないエイリアンのような敵を相手に、家族が協力しあって生き残るストーリー。

私、未知の生物が出てくる系のストーリーは好みじゃないんですが、息子に勧められて見てみたら、見てるこっちも音を立てたらいけないような緊張感の中、ドキドキしながら最後まで楽しめました!

 

ジュン
ジュン
思わず息を止めてみちゃったよ!

 

今回は、映画「クワイエットプレイス」のあらすじと感想(ネタバレあり)を書いていきます。

 

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目次

クワイエットプレイス あらすじ

 

 

 

地球に落下した隕石と共に、地球上にはいない謎の生物が襲来してきます。その未知の生物は目が見えず、聴覚だけが異常に発達したエイリアン。音に反応して人類を襲い、世界は絶滅の危機に瀕していました。

そんな中奇跡的に生き延びたアボット一家(父・母・3人の子ども)は、家族間での会話は手話で話し、工夫しながら音を立てない生活をしています。

ある日荒廃したスーパーで物資を調達した帰り道、長女リーガンがスーパで見つけたおもちゃの飛行機をもらった末っ子のビューが、おもちゃで大きな音を立ててしまい、一瞬にしてエイリアンに襲われて亡くなってしまいます。

そして1年後、悲しみは癒えないまま、母イブリンはお腹の中に新しい命を宿していました。耳の不自由な長女リーガンは、「弟ビューの死は自分のせいだ」と心を閉ざしていました。

そして迫り来るエイリアンとの対峙の時。
新しい命の誕生、娘と両親の心のすれ違い、幾つもの問題を抱えながらどうやって謎のエイリアンと戦っていくのか…。

この映画の監督と父親役(リー)はジョン・クラシンスキー。

母親役(イブリン)はエミリー・ブラント 。

2人は実生活でも仲の良い夫婦です。

そして長女リーガンを演じた(ミリセント・シモンズ)は、実際に聴覚障害があるので、手話を使った演技も真に迫っていて見応えがあります。

 

 

クワイエット・プレイス 感想(ネタバレあり)

 

ここから先はネタバレありの感想になります ↓

 

 

 

まずは母親役のエミリー・ブラント 。「プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイと一緒に第一アシスタントの役を演じていた時に比べて、すごく、すごーーく綺麗です!

ブロンドの髪が本当によく似合ってて素敵でした!

わりと冒頭の方で、末っ子の男の子ビューが、お姉ちゃんのリーガンにもらった飛行機のおもちゃの音を盛大に鳴らして、あっという間に謎の生物に殺されてしまいます。

その謎の生物(以下エイリアン)は、目が見えない代わりに聴覚がやたら発達していて、音を立てたら逃げられないのです。

顔がほとんど耳のようなビジュアルで気持ち悪い上に、俊敏でめっちゃ強いから恐ろしいことこの上ない。

そんなエイリアンに見つからないように、音を立てない暮らしをするアボット一家がメインなので、セリフはほとんどありません。

BGMも少なくて本当に静かな映画なのに、全然退屈しないというか、音がないことに気がつかないくらい集中して見ちゃってました。

途中で父リーと母イブリンが、ipodでイヤホンを片耳づつ付けて音楽を聴くシーンがあります。

ニール・ヤングの「ハーヴェストムーン」を聴きながら静かにダンスを踊るシーンは、ずっと無音とのコントラストでとても染み入る素敵な曲で「音楽がある世界ってこんなんだった!」とハッとする演出になっています。

 

サバイバル生活が面白い

 

荒廃した世界が舞台になると、自分たちの知恵と工夫で生活していくしかありません。

個人的にこのサバイバル要素がワクワクして好きなんだと思います。(ウォーキング・デッドが好きなのもそんな理由)

足音を立てないように、外を歩くときは裸足で進む方向に砂を撒いて音を立てないようにして歩いたり、ドアの開閉音がしないように常にドアは開けっ放しだったり。

父リーは、長男マーカスに川での魚の取り方などサバイバル術を教えます。

普段は会話ができないけど、滝の真下の轟音が響くところでなら会話ができるようで、そこで父と息子の男同士の会話をしていました。

お父さん、ほんと頼りになる。かっこいいし。(ヒゲがないとそんなにかっこよくなかったw)

長女のリーガンが元々聴覚に障害があったこともあり、この家族は手話で会話をしています。

父のリーは、なんとか不自由のないようにと、お手製の補聴器を研究しているけどなかなかうまく行きません。

末っ子の死に責任を感じている長女のリーガンは、父に嫌われていると思い込んでいるんだけど、父親の娘に対する愛情はなかなか届かず、すれ違ってスネていじけているリーガンがこの年頃の女の子らしく描かれています。

 

音を立てたらダメなのに出産?

 

末っ子の悲劇から1年後、妊娠して大きなお腹になってた母イブリンを見た時はぶっ飛びました。

どう計算しても、今のような荒廃した世界になってからできたであろうお腹の子。

母親はもちろん、お腹の赤ちゃんの命だって危ないはず。

軽率すぎない??と思うでしょう。私もびっくりしました。

でもきっとこれは本能的な「種の保存」とか「希望」という意味なんだと思います。

一応、出産時に備えての準備はしてありました。防音室の納屋とか、空気のマスクが付いた赤ちゃんが入る箱とか。

でもそううまくはいかないんです。

この辺が1番のドキドキのシーン。

破水して出産が近づくと、母エブリンは家の中の階段から飛び出した大きな釘を踏み抜いてしまいます。

ここでも「釘!!!早く抜いて!!」って思った人がほとんどのはず。

その音でエイリアンが家に侵入し、命の危険と出産の危険が同時に始まるわけです。

怖い怖い。

エブリンは多分予定していた場所とは違う、浴室のバスタブに身を潜めました。

エブリンはエイリアンが家の中に侵入した時、家族の非常事態の場合に屋外で点灯させて知らせるための赤いライトを点灯させていました。

この赤いライトが緊迫感をさらに盛り上げてくれます。

その赤く光るライトを見て、普段は臆病で怖がりな長男のマーカスは打ち上げ花火に点火して大きな花火を打ち上げます。(この花火も、緊急時に備えてエイリアンを引きつけるためにあらかじめ準備してあったもの)

その打ち上げ花火の大きな音と一緒に、無事にエブリンは赤ちゃんを出産しました。

はぁぁぁ。良かった。

 

ラスト。エイリアンの弱点とはアレでした。

 

どうにかエイリアンから逃れてきた2人の子どもと落ち合った父リー。

しかし屋根の上にいたエイリアンにリーは襲われてしまいます。

死を間際にした時、リーは娘に「お前をずっと愛していた」と手話で言葉を残しました。

リーガンにちゃんと父の気持ちは伝わったかな。誤解は解けたかな。

きっと届いたんじゃないかなと思っています。

 

そしてラスト。

伏線はあったけど、エイリアンの弱点はリーガンが父に作ってもらった補聴器のノイズでした。(超音波のようなもの?)

終盤のエイリアンとのバトルの際に弱点に気づいていたリーガンは、補聴器をマイクに近づけて大きな音を出します。

その音を嫌がるエイリアンを、母イブリンが銃で殺します。

外でも音を聞きつけたエイリアンが集まってきていたけど、攻略法を見つけたイブリンとリーガンはアイコンタクトをして戦いの準備を始めるところで物語は終わります。

結局、父親が娘のためを思って作ってくれた補聴器が、まさかのエイリアンの弱点だったなんて。

残った家族は、父親の大きな愛に助けられた形になりました。

でもこれからあとどのくらいエイリアンがいるのかはわからないし、母は強しというけれど私だったら多分即死してる。。

だってめちゃくちゃエイリアンの見た目が怖いんです。絶対「ぎゃー!」って言うもん。

 

まとめ

 

思わず見てるこっちも静かに息を飲んで見てしまう、音を立てたら即死の「クワイエット・プレイス」

上記のように突っ込むところはすごくたくさんあるんだけど、そんな小さなことをチクチクいう人はこの映画は見たらダメです。笑

色んな矛盾を飲み込んでの、ドキドキシーンの連続。

2020年に公開される続編「クワイエット。プレイス2」は父亡き後の親子3人でのサバイバルになりそうです。

そして他の生存者とも接触するみたいで展開が楽しみ!

クワイエット・プレイス2を見るなら、最初に「クワイエット・プレイス」で予習しておいた方が、俄然感情移入できて面白いと思います!

 

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