先日記事にしたダイアン・キートン。
今日はダイアン・キートンが出演している2016年公開の映画「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」を紹介します。
私の憧れの街、ニューヨークが舞台のとても大好きな映画です。
この映画、派手な展開はないけれど年齢を重ねた夫婦ならではの穏やかでハートウォーミングなストーリーです。
私ハートウォーミングって書いてあると弱いんです。
ハートウォーミング大好き(笑)。
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目次
ニューヨーク眺めのいい部屋売ります あらすじ
画家のアレックス(モーガン・フリーマン)と元教師のルース(ダイアン・キートン)は結婚して40年。
結婚した頃に購入したニューヨーク ブルックリンの古いアパートの最上階(5階)に夫婦2人と愛犬のドロシーと一緒に暮らしています。
アレックスはドロシーの散歩を日課にしているけど、古いアパートはエレベーターがありません。
アレックスもドロシー(10歳)も若くなく、階段の登り降りが辛いお年頃です。
妻のルースは家の買い替えを検討します。
結婚した当時、ブルックリンは治安が悪く貧困層が多く住む街で、昔は安い値段でアパートが買えました。
近年ブルックリンはアーティストや若者が住み、最先端の流行を発信する街となり「おしゃれなエリア」になっています。
不動産の価格も高騰し、現在2人の住むアパートの価値は1億円!
ルースの姪で、不動産仲介業をしているリリー(シンシア・ニクソン)に相談し売却することを決意します。
オープンハウス(家の内覧会)の前日、準備のためリリーがやってきます。
そして突然愛犬ドロシーの体に異変が起こり、夫婦は慌ててタクシーで病院に連れて行きます。
マンハッタンに向かう橋でタンクローリーの事故が起こり道路は大渋滞。
やっとの思いで獣医に診察してもらうとドロシーはヘルニアでした。
そのままドロシーを病院に預け、翌日はオープンハウス当日。
たくさんの人たちが見学に押し寄せます。
これから数日の間に起こることを通して、はたして2人がどんな決断をするのか。
という内容です!
ニューヨーク眺めのいい部屋売ります 感想
ロケーションが最高!
2人が住むブルックリンのアパートは、古いけどアレックスのアトリエから眺める景色は最高です。
部屋のインテリアも最近の流行ではないけれど、長い間好きなものを集めていたらこんななりました。みたいなインテリアがさりげなくてとてもかっこいい。
さりげなくイームズの椅子とかも置いてあったりして。ほんとさりげなく。
古いものがかっこいいって、日本だとただのボロになりかねないのに、ニューヨーク恐るべしです。
きっとニューヨークだからかっこいいんだと思う(笑)。
そしてブルックリンの街並み。
おしゃれなんだけど、日本の画一的なコーヒーショップの並ぶ街並みとは違って、古き良き所が残る、雑多でラフな感じがアメリカ!感がすごく出てて本当に素敵でした。
主役の2人とリリー!

誰もが知ってる大物俳優のモーガン・フリーマンと大女優のダイアン・キートン。
本当に夫婦なんじゃないの?って思うくらい自然でした。
長年連れ添った夫婦以外の何物にも見えない違和感のなさ。
さすが名優!!
そしてリリー役のシンシア・ニクソン。

シンシア・ニクソンといえばsex and the cityのミランダ!
ミランダを彷彿とさせるやり手不動産仲介業者役でした。
シンシア・ニクソン、11月のニューヨーク集知事選に立候補したことでも話題になりました。
やっぱりニューヨークが似合う素敵な女性です!
やっぱりファッションが最高
普段はクールでメンズライクな着こなしのイメージが強いダイアン・キートンだけど、この映画ではラフな着こなしなんだけどシンプルで色合わせの参考になるようなコーディネートがたくさん出てきました。
そして、ストーリーの中にメガネに関するエピソードも出てきて楽しめます。
デザインとか色とかはちょっとお年寄りっぽいけど、ダイアンが着こなすとこんなにおしゃれ!!
長身のモーガ・ンフリーマンともとてもお似合いです。
おしゃれの真髄が分かっていると、きっと何を着ても「その人らしく」なっていくんでしょうね。
道のりはまだ遠い・・・。
社会的なメッセージが込められている
映画を通して全面的に出てくることはないけど、人種差別についてのメッセージが込められています。
黒人の夫と白人の妻。
回想シーンで、若い頃妻ルースの両親に結婚を反対されるエピソードや、タンクローリーの事故で事故を起こした人物がイスラム教徒であると言うだけでテロリストとしてニュースで扱われているエピソード。
そのニュースを見つめる静かに見つめるアレックス。
セリフこそないけれどアレックス自身の過去と重ね合う部分があるんだろうなと思わせる演出でした。
2人の歴史ありきの夫婦愛
若い二人の出会いから結婚するまでや、子どもを授からなかった夫婦の間に愛犬ドロシーがやってきたエピソード、アレックスの描く絵の事を誰よりも認めているルースの言葉。
2人の歴史があってこその感じられる夫婦の絆が随所に垣間見られます。
夫婦も何年も一緒にいると、お互い愚痴を言いあったり不満を溜めたりするじゃありませんか?
でももし他人が夫の事を悪く行ったら?きっと猛烈に抗議すると思います。
うまく言えないけど、夫婦ってそんな感じです(わが家は)。
2人にしか分からない事がたくさんありますもの。
チームのキャプテンと副キャプテンみたいな感じです(笑)。
こんな風に、時には色んな事があっても「あんなこともあったね」と話せる夫婦でいたいなと思いました。
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まとめ
大好きなダイアン・キートンが主演だったからというだけではなく、中年夫婦のこれからの参考になる素敵な映画です。
「2人で生きるとは?」を考えるいいきっかけになるかもしれません。
ぜひぜひアラフィフ世代の女性に観ていただきたいです!

