ここ数年で一気に世間に認知されてきたグレイヘア。
私自身白髪の悩みが深いので、興味津々な上にとても素晴らしい時代になったなぁと嬉しく思っています。
白髪は絶対嫌!と、生涯ヘアカラーを選択する人もいるし、面倒から解放されたいって人もいるし、もちろん好き嫌いも当然ある。
それでも賛否はあれど、グレイヘアがひとつの選択肢になるって、白髪で悩む全女性(男性も)の希望が持てますよね。
でもでも、白髪だからって誰しもが素敵でかっこよく見えるわけじゃないのも現実。
いずれ自分もチャレンジしたいと思っていたので、たくさんの人のグレイヘアのパターンをいろいろ観察していました。
どうしたら「かっこいいおしゃれなグレイヘア」になるのかって、なんとなく境目になるところがあるんじゃないのか。というポイントがあることに気がつきました。
私の個人的な意見ですが、グレイヘアについて思うことを書いていきます。
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目次
グレイヘアにする理由
グレイへにする理由って
- 肌質が変わってヘアカラーが合わなくなって染められなくなった
- 単純にグレイヘアに憧れる
など色々あるけれど、1番の理由は「面倒なヘアカラーから解放されたい」だと思います。
私自身本当にそう思っているし、時間もお金も消費するヘアカラーは本当に面倒くさいといつも思っています。
最近だと近藤サトさんや
手塚理美さんも
同じ理由でグレイヘアに移行されています。
お二人ともすごくお似合いで美しい。雰囲気が柔く見えて本当に素敵です。
白髪が多い人なら分かると思いますが、染めたての白髪が心地よく保てる期間って本当にわずかなんです。
1週間も経てば額やこめかみの生え際や、頭頂部や分け目の根元にすぐに新しく伸びてきた白髪を見つけてはため息が出てきます。
グレイヘアにしないと解決しない、まさにイタチごっこの日々。
この終わりのないイタチごっこから逃れるためにグレイヘアにするという理由が1番大きいのではないかと思っています。
おしゃれに見えるグレイヘアとは
まだ自分が若くてこんな風に白髪で悩む日がくるとは思っていなかった頃、「こんな素敵な白髪なら、すごくかっこいいな」と思って憧れたのは草笛光子さん。
輝くようなツヤのある真っ白な髪の毛は、草笛さんの美しさをさらに引き立てています。
グレイヘアの似合う有名な方も今はたくさん増えました。
先述した近藤サトさんや手塚理美さんの他にも
結城アンナさん
中尾ミエさん
島田順子さん
加藤タキさん
独特な雰囲気のある品のいい女性ばかりです。
ロングヘアだとまとめ髪にした時も、外国人のようなさりげなくゴージャスな仕上がりが素敵です。
グレイヘアって表情が柔らかいイメージになりますよね。
- 潤いとツヤ
- 整ったヘアメイク
- カットやヘアセットなどのマメな手入れ
確かにグレイヘアが似合ってて素敵な女性は、きちんと整えられたヘアスタイルにファッションも華やかなイメージがあります。
髪の毛がほぼ真っ白な人って、赤いビビットな色の口紅がすごく似合います。
私も大好きなモノトーンコーデも、グレイヘアの色味との相性も良くてモードなスタイルがかっこよく決まりやすい。
そしてカラフルなフレームのメガネも、浮くことなくさらっとかっこよく決まりそう。
おしゃれに見えるグレイヘアって白髪云々の前に、もともとおしゃれな人やおしゃれにマメな人がグレイヘアにしたら更に魅力的にに見えるってことなんだと思うんです。
当然だけど、グレイヘアにしたからおしゃれになるわけではありません。
私の亡くなった祖母は、80代後半でどこいでもいる田舎のおばあちゃんでした。
晩年、白髪染めを止めて真っ白な頭になったおばあちゃんは、染めていた黒髪の時よりも髪が綺麗になったし、雰囲気が柔らかくなってそれはそれは似合っていました。
決しておしゃれではなかったけどすごく白髪が似合っていたのは、顔の老化具合と白髪具合がすごくマッチしていたから。
おしゃれなグレイヘア = 元々おしゃれな人
似合うグレイヘア = 年齢とマッチしている
素敵なグレイヘアというのは、元々おしゃれに敏感な人というだけではなく年齢も大きく関係していると思います。
老けて見えるグレイヘア
老けて見えるグレイヘアは、ズバリ「清潔感のない白髪」です。
黒髪でもツヤがなく伸び放題だとだらしない印象になるのに、白髪だとなおさら不潔なイメージ。
ヘアカラーをやめてからグレイヘアになるまでの移行期に特に何もしないと、伸びっぱなしの白髪頭になってしまいます。
その上ノーメイクだと、本当におばあさんのようになってしまいます。
特にまだ40代くらいで顔に若さが残っている年代が白髪でノーメイクだと、実年齢よりもすごくすごく老けて見えるんです。
日本人の白髪は白髪の方が黒髪より多くなっても、かなりの割合で輝くような真っ白になるわけではなく黄ばみの出るタイプが多いそうです。
白髪な上に黄ばみまであると、更に悲しくなります。
綺麗なグレイヘアを保つには、もしかしたらヘアカラーをするのと同じくらい、またはそれ以上に気を使わないといけないのかもしれません。
結論
おしゃれに見えるグレイヘアと老けて見えるグレイヘアの境目の、色々考えた私なりの結論が出ました。
- 髪の手入れはもちろん、ファッションやメイクも含めて全体のバランスが取れていること。
- ある程度の年齢を重ねて、顔とグレイヘアに違和感のないバランスが取れていること。
髪を染めていても染めていなくても、手入れをしていなければ素敵に見えないことには変わりありません。
グレイへだとなおさらですよね。
そしてグレイヘアって、ある程度年齢を重ねた方がやっぱりしっくり似合うと思います。
加藤タキさんは若い頃からずっとグレイヘアだったけど、今の年齢の方が似合っているしとても上品に見えます。
というわけで
年齢を重ねて顔の加齢の具合と白髪のバランスが取れていて、且つメイクやファッションに手をかけることができるかどうかが、普通の白髪の人とおしゃれなグレイヘアの人の境目なんじゃないかと思っています。
私もいつかはグレイヘアに挑戦したいけど、「今ではない」と思っています。
仕事を辞めるであろう60歳くらいを目処に、ヘアカラーから解放されてグレイヘアに移行できたらいいなと考えています。
それまでは、今自分でできる精一杯の白髪対策を地道に続けていきます☺️
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まとめ
よくよく周りを見渡すと、年齢とともに自然とヘアカラーをやめて自然な白髪のスタイルになった人は良く見かけます(ほぼおばあちゃんたち)。
まだ若い年齢であえてグレイヘアにしている人となると、そういえば1人も思い当たる人がいません。
まだまだ若い世代に浸透するのはハードルが高く時間がかかりそうですが、早く染めない人もいるのが当たり前の世の中になったらいいなと思います。
最近私が憧れるグレイヘアの素敵な女性がいます。
インスタグラマーの内藤朝美さん。70歳の素敵な女性です。
「インスタグランマ」って呼ばれているんですって。
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きっとセレブだと思うんだけど(笑)いろんなファッションを素敵に着こなしてて本当にかっこいいんです。
ロングヘアのラフにまとめたグレイヘアは、娘さんがまとめてくれているそう。
内藤朝美さんの輝き続ける秘訣がELLEに掲載されています。
年齢を重ねた女性が、いつまでも興味や好奇心を失わないって大事なんだなって思います!