ゲームオブスローンズが終わってしばらくの間、重症な「ゲームオブスローンズ ロス」に陥っていました・・・。

しばらく海外ドラマから遠ざかっていましたが、「そろそろ何か見たいな」と探していた時に見つけた「ゴッドレス 神の消えた町」。
またまた大当たりのドラマに出会ってしまいました!!
私の大好きな、女性たちが大活躍する壮大な人間ドラマです。
しかも今まで見たことのなかったジャンルの「西部劇」。
日本で言えば時代劇のようなものかも知れないけど、未知のジャンルは新鮮でかっこよくて、とにかく秀逸なストーリーと映像美。
- じっくりと登場人物を掘り下げた、深い人間ドラマが好きな人。
- 全7話で完結なので、ダラダラ長く続くドラマが苦手な人。
- 勧善懲悪な物語が好きで、悪い奴らが気持ちよく成敗されるのが好きな人。
- 女性が立ち上がり、大活躍するストーリーが好きな人
\30日間無料視聴をお試し/
目次
ゴッドレス 神の消えた町 あらすじ

1884年、ニューメキシコ州の町 ラ・ベル では2年前の鉱山事故によりほとんどの男が死に、残された女性たちが男性を求めて採鉱の権利を鉱山会社に売る。町の保安官マクニューは目を患い、臆病者と侮られている。一方、無法者30人を率いるグリフィンは、息子のように育ててきたロイ・グッドに裏切られて盗んだ金を横取りされ、負傷して片腕を失う。負傷したロイ・グッドはラ・ベルの街はずれで牧場を経営する未亡人アリス・フレッチャーの元に身を寄せる。グリフィンは敵対した町を全滅させ、ロイを追い詰めてラ・ベルに迫る。鉱山会社に裏切られたラ・ベルの女性たちとアリス、そしてマクニューとロイはラ・ベルでグリフィン一味と戦う。
鉱山の事故で町の男性はほとんど死んでしまって、未亡人と年寄りと子どもと頼りない保安官しかいない町に、残虐極まりない無法者の集団がやってきて最後は女性たちが力を合わせてやっつける!というとてもスカッとするストーリーです。
こう書くと単純に見えるけど、無法者集団から抜けてラ・ベルの町にたどり着いたロイ・グッドの過去や、町の女性たちから距離を置いて暮らしている、ロイを助ける女性アリスの過去が深く掘り下げられていて、とても見ごたえのある人間ドラマです。
全7話で完結するところも見やすくてちょうどいいので、延々とシリーズの続く海外ドラマが苦手な人にもおすすめです。
ゴッドレス 神の消えた町 おすすめポイント
「ゴッドレス 神の消えた町」を見てて、ここは見所!というポイントがいくつかあったので紹介します。
まずはオープニングのかっこよさ!!
海外ドラマのオープニングは常々かっこいいなぁと思っていたけど、「ゴッドレス 神の消えた町」もそれはそれはかっこいいのです!
西部劇の世界観をそのままに、クールに物語に沿ったかっこいい仕上がりになっています。
西部劇だと男性がメインになることが多いけど、「ゴッドレス 神の消えた町」は女性が主に活躍するストーリーなので、ドレス姿で銃を構える映像がすごくかっこいいんです。
西部劇あるあるが楽しめる
私はこれまで西部劇をちゃんと見たことはありませんでした。
「飽きずに見れるかな?」と思ったのもつかの間、あっという間に1884年の西部劇の世界にどっぷり浸れました。
西部劇といえばこれ!のような、銃を指にかけてクルクルっと回してホルダーに収めるところとか、早打ちや両手での2丁撃ちが楽しめます。ほんとこれ、かっこいいから!
カウボーイがよくやる、ロープを輪っかにしてぐるぐる回して投げるやつがあるでしょ?
その正しい使い方は今まで知らなかったけど、正しく使っているところが見られます!
馬への接し方や、その時代の食事の様子や着てるもの、どんな家に住んでるのかとか知らないことばかりだったので、最後までワクワク楽しめました。
西部劇独特の荒野や埃っぽい街並みも、映像がものすごく美しくて実在する町なのかと錯覚するほどのスケールの大きさです。
どこかで見たことあるキャクターが登場して何気に豪華
このメインのキャラクター2人。
右のアリスは「ダウントンアビー」のメアリー役のミッシェル・ドッカリー。
左のロイは「不屈の男 アンブロークン」の主役、ルイ・ザンペリーニ役のジャック・オコンネル。
アンブロークンの時は印象に残らなかったけど、こんなイケメンだったとは!!
私の大好きな「グレイス&フランキー」のソル(右端)がちょっと渋い保安官役で出てたり
グレイス&フランキーの記事はこちら ▶︎ 【グレイス&フランキー】こんな素敵な女性たちと友達になりたい!!
「ゲームオブスローンズ」のジョジェン役のトーマス・ブロディサングスターが出てたり(大人になったなぁ)
ゲームオブスローンズ の記事はこちら ▶︎ 【ゲームオブスローンズ】観ないと人生の楽しみをひとつ知らないまま終わっちゃうよ!
保安官の妹役のマギーはウォーキング・デッドのデニース役のメリット・ウィーバー。
ウォーキング・デッドの時とはまた違う、いつも怒った顔していて芯のある強い女性を演じています。銃の名手という設定もかっこいい!
ウォーキングデッドの記事はこちら ▶︎ 観始めたら止められない!おすすめ【ドキドキの海外ドラマ5選!】
どこかで見たようなお思い入れのあるキャラクターが出てくると違う楽しみ方ができて楽しいです♪
男性だってめっちゃ活躍するんです(ここからはネタバレあり)
アリスの農場に迷い込んできたロイ・グッド。
極悪非道なグリフィンの元から抜けてアリスのところにたどり着いたんだけど、グリフィンとロイの複雑な過去が丁寧に描かれています。
グリフィン一味がラ・ベルの町を襲撃しにくる最終話。
最後の最後まで町の女性たちだけで、力の限り戦います。
でも相手は手練れの悪党たち。最後に諦めそうになった時に颯爽とロイが現れます。
ロイと、頼りないと思われていた保安官のビル(実は視力を失いつつあり、銃が撃てなくなっていた)も一緒に現れて、屈強な男たちをあっという間に倒してしまいます。
早打ちの名手のロイと、実は銃の名手のビルがかっこいい!(ずっと見えてないと思っていたビルが、銃撃戦の時に「まだ見える!」というんです。痺れる)
時代のせいと言われたらそれまでだけど、過酷な時代を生き抜いたロイとグリフィンが最後の最後に1対1で戦うんだけど、これぞ西部劇という感じでかっこよかったー!
嫌な男たちや寡黙なネイティブアメリカンも出てきて見ごたえたっぷりです。
まとめ
とても見ごたえのあるアクションシーンもあるけれど、派手な銃撃戦は実は最終話の7話だけです。
それ以前の6話はそれぞれのキャラクターが深掘りされていて、緻密な脚本も相まって素晴らしい人間ドラマになっています。
ロイのストーリーはー最後の最後にグッときます。
そして地味に張り巡らされている伏線が、ラストに向けて見事に回収されていくところが爽快です。
ラストは誰もが納得できるこれ以上ないくらい完璧な終わり方でモヤモヤ感はゼロ。笑
こんな見ごたえのあるドラマに巡り合うから、海外ドラマはやめられません!
\30日間無料視聴をお試し/