コラム

自分を好きになったら、生きやすく毎日が楽しくなりました

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あなたは自分のことが好きですか?

私は小さい頃からずっと自分のことが好きではありませんでした。

40代後半になった今は、やっと自分のことが好きになれたし、自分を大事にしたり甘やかしたりすることが少しづつ上手になってきたような気がします。

自分を好きになる(大事にする)と驚くほどストレスもなくなったし、ストレスがなくなることで毎日そこそこに幸せだなぁと感じながら過ごしています。

でも。

簡単に自分のことを好きになれた訳ではなく、そうなるまでにはそれまでの思考や、経験と失敗と反省を何度も繰り返しながら少しずつ学習していって、自分なりの自分が心地よく過ごせるような対処の仕方を覚えたのはここ数年のことなんです。

 

ジュン
ジュン
自分でもほんとにイヤになるくらいめんどくさい女だったのよね

 

子どもたちが物理的に手が離れたタイミングだったということもあるけれど、今では好きなことしかやっていないので(仕事は別だけど・笑)以前のようにクヨクヨしたりモヤモヤしたりすることは限りなくゼロになりました。
(些細な失敗で落ち込むことはたくさんあります)

今日は私自身の話になりますが、今のようにストレスのない穏やかな毎日を過ごせるまでにやったこと、考えたことを書いていきたいと思います。

キラキラしたい人、行動的で外交的なタイプの方には向いていない内容なのであしからず。

そしてとても長文になりました。興味のある方はぜひご覧ください。

 

目次

自分のことが少しも好きじゃなかった頃の私

 

そもそも、自分のことが好きじゃなかったのは今に始まったことではなく、子どもの頃に遡ります。

子供の頃の家族の関係があんまり良くなくて(毒親風の母と温厚だと思ってた父だけど実は無関心なタイプだった。そして奔放で自由すぎる妹)典型的な「私がしっかりしないと!」と思い込んでた生粋の長女気質でした。

承認欲求が満たされないので、「褒めて欲しい」「認めて欲しい」という思いが強かったので、両親からしたら「手のかからない心配をかけないお姉ちゃん」だと思われていたと思います。(今もそう思われていると思う。。)

いつもわがままで自由な妹が羨ましかったんです。

そして自己肯定感が低いまま成長していきました。

学生時代は友達も人並みにいたし、就職してからも普通に人付き合いはできていました。

でも今考えると、嫌われるのが怖くてやりたくないことに付き合ったり無理をしていたところもたくさんあったんだと思う。

全然自分らしくなかったなぁと思います。

最近まで「我慢強いのは自分の長所」とか思い込んでました。笑

何かきっかけやタイミングで友だちと疎遠になっても少しほっとしている自分もいました。

その頃仲の良かった友達で今でも連絡を取り合う友達は1人もいません。

結婚して子どもができてからは「子どもの友だち関係には自分もママ友として重要に関係している」と思い込み、謎のやる気を発揮して、人見知りでコミュ障のくせに頑張ってママ友活動を頑張りました。

そのころのママたちはたまたま平和な人間関係で、特に困ったこともなかったけど楽しいと思ったこともありませんでした。

部活もしていたので部活のママ友やその後知り合ったママ友グループといろんな人たちと知り合いにはなったけど、心から「友だち」と呼べる人は本当にいなかった。

私、自分で言うのは恥ずかしいけど、単純で邪気がなくて(世間知らず)情が厚いタイプだったんです。笑

数年前まで仲良くしていた数人のグループは、当時は楽しかったし、情が厚いゆえに困ったことがあると全力で力になりたいと思っていたけど、いつしかそれは私が面倒なことをするのが当たり前になっていき、距離感の近い間柄だったので、話といえば愚痴やゴシップばかりで、気がつくと居心地の悪い場所になっていました。

嫌われたくないからやりたくないことを引き受けてしまう自分が嫌い。

嫌といえない自分が嫌い。

すぐに我慢する自分が嫌い。

思ってもないのに同調する自分が嫌い。

それから徐々にフェードアウトのような形でその友人たちとは疎遠になっていったけど、自分から離れたのにしばらくはモヤモヤしたり悲しくなったりした時もありました。

でもその時期が過ぎると、あの頃モヤモヤと不満を抱えて悩んでいた時間がまるごとなくなったわけなので本当にすっきり。

私の場合、コミュニケーションを取るのが下手で人見知りだし、世間話なんて苦手中の苦手。

本当の私をわかって欲しいとは思っていなかったけど、本当に思っている吐き出したい気持ちを話せる気を許せる人、価値観を共有できる人なんてこの世にはいないのかも。とも思っていたけど、そうではなかったんです。

私の大好きな数少ない友だちはネットを通して知り合いました。

「この人と仲良くなりたい!」と言う一心で勇気を出して自分からコンタクトを取った人たちだけど、今ではなくてはならない私の理解者です。

程よい距離感の数少ない友人と、家族とネコたちがいれば私は十分なんだなと思っています。

今は、人との付き合い方もちょっとは上手になりました。

苦手だなと思ったら深入りしないし、スマートに断ることもできるようになりました。

職場での人間関係も、同僚ではあるけど友だちじゃないので、その辺は自分の中では明確なラインがあります。

わが家は私をのぞいて男ばかりなので、男同士の関係って本当に女性とは違ってあっさりしてて良いなぁと思うんです。

でも外に出れば女性の集団は、少なくとも私の周りはあっちもこっちも何かしらのトラブルが起こりがちなので、集団に入らないのが1番だと思うようになりました。

すごく気楽だし、巻き込まれないし、いいことだらけです。

人の一生なんてあっという間なんだから、そこに時間を取られるのは本当に勿体無い!

ある一定の人たちとの関わりに悩んでいるとしても、長い人生で考えたらその人たちのことなんてほんの小さな一部分にしか過ぎません。

そこにクローズアップするよりも、その外側の広くてもっと楽しい時間に悩んでる時間を使った方がどれだけ有意義なのかは今ならわかります。

先日も友人と話したばっかりだけど「世の中には知らなことの方が多すぎる。知りたいことも行きたいとこも多すぎて全く時間が足りないね!」

本当にそう思います。何かしらみんな好きなこと興味のあることはあるはずです。

好きなことに有効に時間を使った方が、毎日充実した時間を送れると思いませんか?

充実してくると悩んでいたことも些細なことだと思えてくるから不思議です。

 

自分を好きになった今は毎日平和で楽しくなりました

 

具体的にどんな風に自分のことを好きになっていったかというと、自分の嫌いだった部分を少しずつ受け入れていくところから始めました。

自分の思い込みを捨てる

 

私には子供の頃から憧れのお母さん像がありました。

そんなお母さんに近づけるように自分なりにすごく頑張ってきたし、後悔もありません。

そして良い嫁でいることや、友だちはたくさんいた方が良いし、キラキラしていた方が楽しそう。

子育てに関してはやりきった感があるけれど、良い嫁でいることはやめました。

別に反抗的な嫁になった訳ではないんです。笑

2019年から二世帯で同居したこともあって、良い嫁を演じ続けていたらいつか破綻するなと思ったので、いつもジャージで外に出ずに何をしているのかよくわからない嫁だという事を認識してもらいました。

普段は顔を見ない日もあるけど、困ったときは助け合う。そんな関係がお互いにとって心地よいと思えています。

友だちはたくさんいなくていいし、キラキラするのは疲れます。

本来1人遊びが大得意だった私は、本当の自分に戻った感じです。

映画を見たり、ブログを書いたり、写真を取ったり、ふらーっと1人で出かけてみたりする何気ない時間がすごく充実しています。

 

 

自分を甘やかす

 

ずーっと家族のために使っていた時間を、大幅に自分のために使うように意識しました。

好きなインテリアで居心地のいい環境を作り、好きな海外ドラマを見るために動画配信を契約して音響のためにスピーカーを買いました。

興味のあったカメラを買ったり身の丈に合っていないmacbookを買ったりしてみました。

好きなものに囲まれていると生活のQOLが俄然高まります。

今は大好きな冬だし、家で好きな事をしながらネコたちに囲まれて、たまに会いたい友人に会いたい時に会いに行く。

こんな毎日が、地味だけどジワジワと幸せを感じる時間です。

元々、褒めて欲しい・認めて欲しい願望が強かったので、何か頑張った時は夫や息子に「褒めて」と言葉に出して褒めてもらうとそれだけで満足だし、誰もいってくれないときは「私ってすごいじゃん!!」「天才!!」と褒めるようにしています。笑

昔とは考え方がガラリと変わった事を実感してるけど、私が気付けなかっただけで芯の通ったブレない自分を持っている夫というお手本が身近にいた事に気付いたのも大きかったような気がします。

昔は「みんながみんなそんなに強くないよ!えーん,,,。」とかいってたのに、今では夫のいうこともよく理解できるようになりました。笑

辛い事を経験しないとわからなかった遠回りだったけど、経験して気付けたことの方が多かったので、今の自分に変われるきっかけだったと思えば、嫌な経験もそう悪いものではなかったんだなぁと思います。

辛い経験をそのまま放置してたら、そこからは何の成長もなく、更にひねくれる可能性だってあります。

今だから思えるけど、過ぎたことはどう考えてもその時に戻ってどうにかできる訳じゃないので、その時の失敗を繰り返さずにどう「未来」につなげていけるかが大事だなと思うんです。

今の自分のことは、ぐうたらし過ぎるところや面倒くさがりなところ、時に他人に対して意地悪な気持ちになったり、無関心になったりする嫌な部分も含めて好きになりました。

こんな私だけど気にいってるって感じです。

この4〜5年で本当に強くなったし動じなくなりました。

おばさんになったっていうのもあるのかもしれないけれど(笑)少しくらい図太い方が毎日楽しく過ごせる秘訣です。

 

 

おわりに

 

今回の記事の内容はここ数年の出来事です。

やっと自分のなりたい自分に近づいてきたかな、自分らしい自分でいられてるかな、と思っていた時期に始めたこのブログ。

そんな気持ちも込めてブログのタイトルを「bemyself いつまでも自分らしく」と付けました。

インドアなのに服が大好きという矛盾した生活を送ってるけど、同世代の同じような感覚の女性に共感してもらえたら嬉しいなと思いながら書いています。

同じように思ってくださる方もいてくれて、続けててよかったなと思っています。

これからもプチプラ多めのファッションやおしゃれのことを中心に、自分のこだわりや思っていること、これ良かったよ!、キラキラしてないけど毎日楽しいんだよ、みたいなことを発信していきたいと思っています。

今日は長々と思っていることを書き連ねてみました。

頑張ってない人なんていません。

楽しそうに見えたって、幸せそうに見えたって、その人の本当の気持ちはその人にしかわからないんだから。

人にはどう思われたっていいんです。

頑張りながらも、自分を大事に甘やかして楽しみを見つけていきましょう!

 

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