アラフィフ世代のカジュアルファッションって、選ぶアイテムや組み合わせによって「なんだか似合わなくなったなぁ」とか「思ったより老けて見える」なんて思ったことはありませんか?
私自身、同じカジュアルな服でも、昔はよく着ていたけど最近はぱったり着なくなった服がたくさんあります。
- どうして着なくなかったのか?
- 今のカジュアルスタイルと何が違うのか?
そんなことを考えていたら、大人世代が着て「おしゃれに見える」「普段着っぽく見えない」カジュアルスタイルのコツがわかりました😆
今回は、アラフィフ世代がおしゃれに着こなすカジュアルスタイルのコツをお伝えします!
目次
40代になってカジュアルファッションが似合わなくなった原因
私の好きなファッションのテイストを振り返っても、迷走した時期も含めてカジュアルなファッションはずっと好きなスタイルでした。
私自身、40代に入ってからいつも着ていた服なのに、急に違和感を持つように…。
そしてこの夏(2019年)流行したロング丈のTシャツワンピースを着ている、若い女性と40代を超えていると思われている女性をたくさん見ていて気がついたことがありました。
大きく分けると以下の3つです。
- 体型の変化
- 髪のツヤのなさや肌の老化(ハリのなさやくすみ)
- 全身カジュアルなアイテムでのコーディネート
体型や肌の変化って加齢とともに避けられないものですよね。
そもそもカジュアルとは
「格式張らない」「気楽な」「くつろいだ」という意味があります。
まさに、家にいるときのようなスタイルってことです。
言い換えれば「手抜き」しているような「普段着」感が強く出てしまいます。
若い人と同じようなコーディネートをしていたら、余計にイタイおばさんに見えかねません。
気楽なはずのカジュアルファッションだけど、アラフィフ世代ならカジュアルスタイルの時こそコーディネートは慎重にするのがポイント。
私は髪がすごく短くて、ただでさえおばさん風味が強いのでここは意識しています。(できてない時も多いけど・笑)
ではカジュアルファッションが似合わない原因をひとつづつ深掘りしてみます。
体型の変化
体型の変化とは言っても、太ったとか痩せたという事ではありません。
若い女性なら多少ふっくらしていても、ハリがあって健康的で若さでカバーできます。
40代になってくると、体型が全体的にゆるみます。
痩せている人だって、お尻が垂れてきたり膝の上にたるんだお肉が乗っかってたりしますよね?
夏になれば誰だって着るTシャツも、体のラインがわかるようなサイズや素材だとおばさんが着るTシャツになってしまうんです。
スキニーパンツも同じで、若い女性のハツラツとした太ももならピチピチしてても健康的だけど、40代だと私にはタイツを直履きしているようなイメージしかありません。
実際に子どもが学生の頃の学校の保護者の方で、ベージュのスキニーパンツを黒いふんわりブラウスに合わせて着ている方を見て、「ズボン履いてないんじゃないの??」とギョッとしたことがありました。笑(少しぽっちゃり目な方でした)
痩せている人は自覚がない方が特に多い気がするけれど、写真に撮ったりして一度客観的に見てみるとわかることがたくさんあると思います。
髪のツヤのなさや肌の老化
個人的に常々思っていることですが、アラフィフ世代が気をつけるべき見た目の優先順位の1位は髪の毛だと思っています。
髪型をキープするのも大事だけど、白髪やツヤのない髪は本当に老けて見えます。
私も1番の悩みが「白髪」なので身にしみて思うんです。
【関連記事】アラフィフは髪型迷子 ヘアスタイルを変えて若々しくなりませんか?
肌の老化は個人差があるし、加齢なので仕方のないことです。
ただしっかりしたメイクをし過ぎると、カジュアルファッションを身に付けた時に、首から上と服装のギャップが大きくて、かえっておばさんっぽくなります。
極端だけど、デヴィ夫人がTシャツとデニムスタイルだったら違和感ありませんか?
全然メイクをしないのも問題だけど、「雰囲気にあったメイク」は大事だと思います。
これも今年の夏に実際見かけた女性の話ですが、Tシャツワンピースにレギンスとスポーツサンダルとボディバッグを身に付けた、おソロコーデの2人連れがいました。
(こんな風に若い女性が着るととても可愛いコーディネート。顔だけ自分に置き換えてみたら、ミスマッチすぎて悲しくなる。涙)
友だち同士の若い女性と思ってたらどうやら母娘のようでした。
10代後半と思われる娘さんと同じ服装をしていたお母さんのメイクが濃かった…。
ばっちりフルメイクで、正直いうとファッションと全く合ってなくてびっくりしました。
キレイな方だっただけにすごくもったいないなぁと思ったのです。
カジュアルファッションと加齢のバランスを考えさせられた出来事でした。
全身カジュアルコーディネート
メイクの濃い上記の女性もそうだったんですが、身に付けているアイテムが全部カジュアルなアイテムだと、年齢とカジュアルスタイルのバランスの悪さが目立ちます。
例えば、スポーツブランドやアウトドアブランドのアイテム。
スポーティーで若々しく見えそうな気もするけど、アラフィフ世代が全身をスポーツブランドやアウトドアアイテムで固めると、似合いすぎてしまってオシャレ感とは程遠くなります。
山登りに行くおばさん、とか、ウォーキングしているおばさんのように、似合うけどオシャレじゃありませんよね。
全身をカジュアルアイテムなコーディネートにすると「おばさん感がさらに際立つ」か「痛々しいおばさんに見える」か、になりがちです。
そういう私も、後々気がついた先日のコーディネート。
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ひとつひとつはどれも好きなアイテムだけど、全部がカジュアルなアイテムだったので後ろから見たらまるで男子学生風、前から見たらおばさんというようなコーディネートになりました。
靴をバレエシューズに変えてみたり、バッグをかっちりしたショルダーバッグにしていれば、少し印象が変わっていたと思います。
アラフィフ世代のカジュアルファッションのバランスって、本当に難しいですよね。
40代からのカジュアルファッションをオシャレに着こなすコツ
難しいアラフィフ世代のカジュアルスタイルも、少しのコツで大人のカジュアルな着こなしにすることができます。
キレイ目が好き。コンサバが好き。辛口なマニッシュスタイルが好き。と好みのテイストは人によって違うけれど、どんなスタイルでも共通してできることです。
ポイントは3つ
- カジュアルアイテムの投入は多くても7割
- ハリやとろみやツヤのある素材を合わせる
- サイズ感にゆとりを持たせる
どれも意識すれば簡単に取り入れられることばかりです!
カジュアルアイテムの投入は多くても7割
「カジュアルファッションが似合わなくなった原因」でも触れましたが、全身カジュアルスタイルだと、年齢とともに手抜き感が出てしまいます。
スウェットやTシャツのようなカジュアル色の強いトップスにはキレイ目パンツやデザインが女性らしいスカートを合わせてみたり、スウェットとデニムを合わせるときは靴をパンプスにしたり、どこかにキレイ目なアイテムを入れるだけで、簡単にキレイ目カジュアルに仕上がります。
例えばこの画像のコーディネートも、ステンカラーコート・Tシャツ・デニムとコーディネートはシンプルでカジュアルなアイテムだけど、靴はキレイ目ローファーで、バッグはシルバーのメッシュトートを合わせてあるので、大人の女性らしいカジュアルスタイルになっています。
私が大好きなビクトリア・ベッカムの辛口ハンサムコーデ。
ニットとスニーカーはカジュアルアイテムだけどキレイ目なセンタープレスのパンツで大人のカジュアルスタイルに。かっこいい….。
▼ヴィクトリア・ベッカムのファッションは真似できるヒントがいっぱい!▼
【関連記事】ヴィクトリア・ベッカムのファッションは品良く着こなすヒントの宝庫
私はアクセサリーを多めに付けたりして、華やかさが出るような工夫をしたりするのが好きです。
大ぶりのピアスや指輪を重ねづけするだけで、印象が全然違って見えます♪
カジュアルアイテムを入れるのは、コーディネート全体の7割くらいを目安にすると、組み合わせにも悩まずに済みます。
ハリやとろみやツヤのある素材を合わせる
とろみのある素材は、アラフィフ世代の女性の心強い味方です!
体の肉感を拾いにくくボディラインが目立たない上に着痩せして見えます。
そして素材にハリとツヤがあると更に上品で高見え効果も。
ロング丈のTシャツワンピースも、生地の厚いコットン素材よりも柔らかくとろみのある生地を選ぶだけで、こんなに女性らしい大人の着こなしになります。
無地の白いTシャツとデニムジャケットに合わせたスカートが光沢があるので、それだけで華やかに見えますよね?
40代からは素材選びが大事です!
サイズ感にゆとりを持たせる
良いものを長く着たい気持ちもすごくあるけれど、その時々のトレンドでサイズ感は大きく変わってくるものですよね。
最近はオーバーサイズがトレンドなので、アラフィフ世代には嬉しい限りです。
ジャストサイズのTシャツやニットを、体のラインを隠す程度のゆとりのあるオーバーサイズに変えるだけでオシャレな印象に変わります。
シンプルなTシャツも、キレイ色で落ち感のある素材のゆとりのある素材を選ぶと、品のある着こなしに。
おばさんの普段着Tシャツコーデとは大違いです。
いつの日からか、大好きなボーダーのカットソーが似合わなくなってきたなぁと、私自身思った時期がありました。
試しに夫の大きめサイズのボーダーカットソーを着てみたらすごくしっくり!
サイズ感が今の自分とマッチしていなかったんだなぁと気がつきました。
体重が変わらなくても、見た目の緩んだ感じは中年ならではのもの。
若い頃のカジュアル服は1度見直して、今の自分にあったカジュアルスタイルに更新していきましょう!
まとめ
世の中には年齢を重ねていても、全身ナイキを着ていても、どうやってもかっこよく見える天性のおしゃれさんっていますよね。
本当はそんな風になれたら嬉しいけれど、類稀なるセンスを持ち合わせていない私は、歳とともに少しずつ工夫と失敗を重ねて、年相応のカジュアルスタイルを楽しんでいきたいと思っています。
少し意識するだけで、「おばさん」と「おしゃれな年上の女性」くらいの差が出てくると思っています!
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